運送・教育体制|プロジェクト運送有限会社

一般的に大手運送会社では、コスト削減のため自社で受けた依頼を下請け業者に安い価格で依頼します。さらに、搬送途中でまた別の下請け業者へ依頼することでさらなるコスト削減を図るのです。運送会社によっては、荷の積み込み、搬送、荷の乗せ換えの各過程ですべて異なる業者に依頼する場合もあるほどです。

私たちプロジェクト運送は、受注から荷下ろしまですべてを自社でまかなう運送会社です。搬送過程において別の業者が介入しないことで、次のようなメリットが生まれます。

• 搬送過程で積荷をほどいたり乗せ換えたりすることがないため、積荷に対するリスク（取り違えや紛失など）が大幅に軽減できる。
• 同じスタッフがすべてのフローを担当することで、責任の所在が明らかになる。また、本人の自覚も大きい。

受注から荷下ろしまで、すべて責任を持って当社が行うことで、お客様の安心と積荷の安全性が確保できる運送体制を整えています。

トラックドライバーとしての能力は生まれついてのものでは有りません。自らが、その能力を開発して行くものであることを認識して下さい。
ドライバーとしての能力をたかめるために必要なことは、ただ荷物を配送するだけではなく、乗務する車の構造、運転技術、荷物の特性について十分な知識を持つこと、当社の運送マニアルに添っての業務です。

ドライバーは誠実でなければなりません。顧客を裏切るような行為をしてはなりません。なぜか？トラックに積む荷物は御客様の大切な品物です。ただの物では有りません。積込、荷扱いをみて当社のレベルを判断します。安心して頂くためには誠実で有り、勤勉さをもつて顧客に対することが信頼につながります。

ドライバーには勤勉さを求められます。一所懸命励まなければ、自らの能力を開発する事は出来ません。

業務担当者は常に紳士でなければなりません。顧客に対して、礼儀正しく接する事が求められます。これがドライバーの評価につながり、会社の評価につながります。

物事に対する意気込みがなければ、何事もできないでしょう。仕事についても同じです。仕事に対する熱意があれば、それが顧客にも伝わりドライバーの評価につながり、会社の評価につながります。

配送業務は、単純定型的な活動ではありません。常に新しいアイデア（積付け、配送先への道順、搬入業務）が求められます。日々の配送業務について創造していくことが求められることを理解してください。

さまざまな困難が待ちうけています。結果が出ずともあきらめずコツコツとやることが大事です。

（例）自社で受けた依頼を、コスト削減のために他の運送業者に安い価格で依頼。長距離運送であったため、輸送途中でまた別の運送業者へ荷の積み替えを行うことでさらなるコスト削減を図った。結果、荷の積み替えに時間がかかり、予定時刻に到着できなかった。

このトラブルの問題点：輸送過程の過密化

プロジェクト運送のトラブル防止策

• 輸送過程が一元化されているため、輸送途中で他業者へ荷の積み替えを行うロスを削減

（例）ドライバーの態度が悪い、挨拶をしない、身なりがだらしない

このトラブルの問題点：ドライバーのマナー不足（態度が悪いなど）

プロジェクト運送の対応策

• 輸送体制の一元化によって、ドライバーに「この案件はすべて自分にかかっている」という自覚と責任感を持たせる
• 自社規定に基づいたマナー教育の励行

（例） 時刻通り搬入先に到着したが、入り口に大きな段差があり、搬入時間が大幅にオーバーしてしまった。

このトラブルの問題点：受注時、現場の段差や階段などに関する情報の、ヒアリングミス

プロジェクト運送の対応策

• 打ち合わせ時に丁寧なヒアリングを行う
• 受注から荷下ろしまで運送過程を一元管理することで、伝達ミスが起こりづらい
• 必要最低限の搬入資材は常時携行している

（例）搬入後1週間が過ぎた頃、お客様より「積荷に傷がついていた。弁償してくれ」とのクレームが入った。しかし搬入からかなり時間が経っていることもあり、責任の所在が不明のまま決着がつかず、現在係争中。

このトラブルの問題点：共同の確認作業がなかったため、どの時点で傷が付いたのか不明であること

プロジェクト運送の対応策

• 積み込み時・納品時に、お客様立ち会いのもと梱包の毀損がないか確認を行う